これまでは、タイヤの種類と特徴や、
タイヤの太さの違いについて勉強してきました。
ロードバイクは、
「地面に近いものから良いものにすべきだ!」
と聞いたことがあるかもしれませんが、
地面から近いもの、タイヤの次はホイールですね。
今回は、ロードバイクのホイールについて、違いとそれぞれの特徴について勉強していきましょう。

ホイールを構成するさまざまな部品
ホイールは、
外周部分でタイヤをはめる部分である「リム」
そしてみなさんご存知の骨組みである「スポーク」
スポークをリムに支持する留め具部分の「ニップル」
そして車輪の中心部でスポークを支持する「ハブ」
の4つの部品でできあがっています。
この中でも、
ホイールの性能を大きく左右するリムの素材は重要になってきます。
ロードバイクのホイールには、フレームと同じように素材がさまざまあります。
素材
フレームと同じく、鉄やアルミやカーボンといった違いがあります。
素材の違いとメリットについては前回の記事をご覧ください。
しかし中には、
アルミの上にカーボンのラミネートを貼ったものや、
スポークがカーボンでリムがアルミのものなどが存在します。
やはりフレームと同じく、フルカーボンのホイールが1番の高性能といえます。
メーカー
ホイールにもフレームと同じようにさまざまなメーカーがあります。
ロードバイクを買って最初に付いてくるホイールは、純正ホイールと呼ばれるもので、そのほとんどがアルミのもので低性能です。
今回は、シェアを誇る4つのメーカーを紹介しましょう。
まず初めに、
SHIMANO(シマノ)

安定の日本製SHIMANOです。
SHIMANOは自転車界においての重鎮ですね。
SHIMANOのホイールは、コンポーネントのグレードと同じく、
最高グレードのDURA-ACEからあります。
他のメーカーと比べても非常に性能が良く、やっぱりのSHIMANOですね。
続いて、
MAVIC(マビック)

豊富な種類と性能のMAVICです。
黄色がテーマカラーで、ホイールも黄色を基調にしたデザインが多いですね。
続いて、
Campagnolo(カンパニョーロ)

高級なイメージのCampagnoloです。
コンポーネントでは有名なCampagnoloですが、ホイールも存在します。
最後に、
FULCRUM(フルクラム)

ホイールといえばのフルクラムです。
FULCRUMは、航空宇宙工学エンジニアたちの、革新的なアイデアから誕生しました。
そんなFULCRUMはCampagnoloの子会社ですので、
Campagnoloと同じくイタリア製です。

剛性
自転車において、この「剛性」は非常に重要になってきます。
剛性とは、ズレやねじれなどに対する物体の変形しにくさのことです。
フレームと同じくホイールもこの剛性が高いほうが良いものといえます。
なぜ剛性が高いほうが良いのか?
ロードバイクのみならず、自転車はペダルを漕ぐことによって車体が前に進みますが、
それが剛性が低いことによって、ペダルへの力が逃げてしまうのです。
剛性が高ければ、ペダルへの力がダイレクトにフレームに伝わります。
せっかくの力を逃がさないためにも、剛性は高いほうが良いのです。
どんなときにも、まただれが乗るロードバイク・ホイールにでも剛性が高いほうが良いのか?というのには疑問がててきます。
「剛性」についてはのちのち詳しく勉強していきましょう。
ホイールは、ロードバイクのみならず自転車において非常に影響度の高い部分になります。
ホイール選びには十分な時間をかけ、自分に合ったホイールを見つけ出しましょう。
次回は、ホイールのリム高さについて詳しく勉強していきましょう。
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