自転車に乗っていると必ず起こること。
それはパンクです。
パンク修理はお店に持って行っても直してくれますが、
自分で直すほうが安くなるとともに、もしものときのための練習にもなります。
どんなところで、どんなときになるかが予測できないのがパンクなのです。
そんなときのためにも、
ホイールの外し方、タイヤの外し方、パンク修理の仕方、チューブのはめ方をしっかりと理解し、実践できるように勉強しておきましょう。

目次
行った先でパンクをしてしまったら
行った先でのパンク修理(パッチを貼る)はオススメしません。
・時間がかかる
・しっかり修理しないと再発する可能性がある
からです。
基本的に、行った先でパンクをしてしまったらチューブ交換をします。
そのほうが焦らずスピーディーに対応できるでしょう。
帰宅後、パンクをしたチューブのパンク修理をすることが望ましいですね。
そのためにも、
・タイヤレバー
・予備チューブ
・携帯ポンプ
は必ず持っていくようにしましょう。

パンク修理に必要なもの
・タイヤレバー「タイヤをホイールから離すためのもの」
・ポンプ(空気入れ)
・やすり(サンドペーパー)「パンク穴表面をやすりがけするためのもの」
・パンク修理用のり「パッチをチューブに貼り付けるのり」
・パンク修理用パッチ「パンクの穴をふさぐシール」
・※水の張ったバケツ「パンク穴を見つけるためのもの」
※水の張ったバケツにチューブを浸けなくても、明らかにパンク穴がわかる場合は必要ないです。
この6つがあればパンク修理はできます。

パンク修理のやり方
1.ホイールをフレームから外す
まず初めに、ホイールをフレームから外します。
①クイックレバーを反時計回りに回すとネジが緩んできます。
②ある程度緩まったら、ホイールをフレームから外します。
2.空気を抜く
次に、タイヤ(チューブ)の空気を抜きます。
3.タイヤをホイールから外します
タイヤとホイールの種類にもよりますが、非常に硬い(手では外せない)のでタイヤレバーを使いましょう。
※タイヤを外すのは片方だけで構いません。
力を入れすぎてタイヤレバーを折らないように気を付けましょう。
4. チューブをホイールから外す
片方だけ外したタイヤからチューブを抜き取ります。
※バルブに付いているナットを外すのを忘れないようにしましょう。
5. パンク穴を探す
パンク穴からの空気漏れがわかりやすいようにある程度の空気を入れましょう。
※少しの空気だとパンク穴がわかりずらいので注意。
空気漏れがわからない場合は、
あらかじめ水を張ったバケツにチューブを浸け、気泡が出てくるところを探しましょう。
パンク穴を見つけたら、その部分を覚えておきましょう。
※マーカーなどで印をつけるとわかりやすい
6.やすりがけをする
パンク穴付近の表面をやすりがけします。
※やすりがけをする範囲は、パッチの大きさぐらい
7.のりをぬる
パンク修理用のりを、パンク穴表面にぬります。
※のりをぬる範囲は、やすりがけをした大きさぐらい
8.のりがある程度かわくまで待つ
触っても手に付かないぐらいまでかわかします。
※目安として2~3分
9.パッチを貼る
やすりがけをして、のりをぬった次はパッチを貼りましょう。
※パッチがしっかりとくっつくように、タイヤレバーや硬いものでこすりつけましょう。
10.空気を入れて確かめる
パッチを貼り終えた後、ホイールにはめ直す前に、
しっかりと貼れているか空気を入れて確かめましょう。
念のため、空気が入ったまま何分か様子を見ます。
11.チューブとタイヤをホイールにはめ直す
最後に、チューブとタイヤをホイールにはめ直します。
※先にバルブをバルブ穴に入れましょう。
12.タイヤとホイールの間にチューブが挟まっていないか確認する
空気を入れなおす前に、タイヤとホイールの間にチューブが挟まっていないか確認するようにしましょう。
13.最後に空気を入れなおして完成
ここまでで、手際が良ければ20分もかからないでしょう。
しっかりと手順を覚え、パンク修理を手早くできるようになりましょう。
今回は、パンク修理のやり方・手順について勉強しました。
パンク修理はできて損は全くないので、覚えておきましょう。
次回は、パンク修理のコツについて勉強していきましょう。
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