前回は、コンポーネントのメーカーとグレードについて学びました。
3つのメーカーと、そしてそれぞれに多くのグレード、
いくつもある中でどれにすればいいのか?
今回はコンポーネントについてもっと詳しく知り、どれを選べばいいのか、について勉強していきましょう。

メーカー
まずメーカーですね。
普段、公道で見るロードバイクの8割9割以上がシマノのコンポーネントだと言い切れるぐらい、大半がシマノです。
日本でのシェアだけでなく、世界でも高いシェアを誇っています。
その理由としては、高品質で耐久性に優れていること。
そして最大の理由はリーズナブルな価格であること。
他のメーカーに比べても安価です。
このようなことからも、コンポーネントのメーカーはSHIMANO(シマノ)をおすすめします。

前回勉強した通り、シマノにはロードバイクのコンポーネントのグレードが7つほどあります。
おさらいをすると、
上からグレードが高い順に、
DURA-ACE(デュラエース)
ULTEGRA(アルテグラ)
105(イチマルゴ)
Tiagra(ティアグラ)
SORA(ソラ)
Claris(クラリス)
Tourney(ターニー)
となりますね。
ロードバイクに乗っている人はみんなDURA-ACEに憧れを持っているかもしれませんね。笑
しかし、フルコンポーネントで揃えれば20万円ほどします。
それぞれのグレードのフルコンポの目安の価格としては、
DURA-ACE 約20万円
ULTEGRA 約10万円
105 約6万円
Tiagra 約5万円
SORA 約3万円
Claris 約2万円
Tourney 約1万5千円
値段改定などでここから変わってくるかもしれませんが、目安としてはこのようになります。
こう見ると、105より上のグレードから値段が大きく変わっています。
そして、一番高価なDURA-ACEと二番目のULTEGRAでは約10万円もの差がありますね。
それはなかなか買えるはずがありません。笑

グレード
さぁ値段もわかったところで、どのグレードにすればいいのか?
・どのような用途でロードバイクに乗るのか
・どれだけロードバイクに乗るのか
・どれだけコンポーネントに性能を求めるのか
このようなことで、どのグレードにするかは変わってくるでしょう。
初めてロードバイクを購入する人は、
105、または105よりも下のグレードをおすすめします。
また、10万円前後のロードバイクには通常105よりも下のグレードが付いているので、そのグレードのまま乗ることをおすすめします。
そして、105よりも下のグレードでも十分に性能は良いです。
上のグレードが欲しくなるのは当然ですが、
上のグレードにいくほど値段も高く、それほどの高性能なコンポーネントが自分には必要なのか。ということをよく考えて選びましょう。
しかし、コンポーネントをこれにしたい!と思っても、
自分が気に入ったロードバイクが展示品で、もうすでにシマノのあるグレードが付いているかもしれません。
そのような場合は、付いているグレードで乗るしかないかもしれません。
そんなときは、それと全く同じロードバイクをカタログから探し注文し、
事前にお店にコンポーネントのグレードを提案しておくことで自分の望んだコンポーネントで乗ることができるかもしれません。
今回は、前回よりも詳しくコンポーネントについて勉強しました。
ロードバイクは本体だけでは動きません。
ブレーキやクランクなどのコンポーネントがあるからこそ、ロードバイクは動きます。
コンポーネントの重要性をわかることが、コンポーネントを選ぶ一番の方法かもしれませんね。
次回は、ディスクブレーキとはなにか?について勉強していきましょう。
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